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須磨の文学作品(1)『須磨寺附近』

映画『赤ひげ』『椿三十郎』『雨上がる』『海は見ていた』などの原作者としても有名なあの大文豪、山本周五郎(1903−1967)さんが、須磨に住んでいたことがあるという事実をご存知でしょうか?

山本周五郎さんに関しては後で「須磨の人」でも取り上げる予定なので生い立ちからの詳しいことについてはここでは省きますが、山梨県生まれの周五郎さんは関東大震災で東京を離れ、友人を頼って半年ほど須磨に住んだことがあるらしいです。

彼が23歳のとき、『文芸春秋』で発表されたのが出世作となった『須磨寺附近』。あれだけの方が須磨に住んだことがある、というだけでもすごいのに、文壇デビュー作も須磨が舞台となっているんですよ。いやー、須磨人(すまびと)としてはうれしい限りです。

その『須磨寺附近』なんですが、『花杖記』という文庫本の中に収録されています。(私は幸運にも日頃仲良くしてくださっている方にいただきました。)

内容は簡単に言うと友人の兄嫁に寄せる横恋慕とその懊悩を描いているのですが、かなわぬほど燃え上がる愛しさというやつが男性の胸をキューっと締め上げる、そんな作品です。けっこう最初から最後までせつないです。女性はこの作品を読んでどう感じるのかはちょっと聞いてみたい気がしますね。

そしてこの作品の中で出てくるのが月見山須磨寺。慣れ親しんだ地名が出てくるので須磨人なら2倍、3倍にも楽しめるはずです。

※ちなみに山本周五郎さんの文学碑が須磨寺にあります。また更に詳しく知りたいという方、神戸文学館にも資料があるようです。



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コメント

実は恥ずかしながら「須磨」の章、まだ読んでいません。確か紫の上や藤壺が登場人物として出てくるらしい、ということは聞いたことがあるのですが…。これからちょっと勉強してみたいと思います。

横溝正史さんの「悪魔が来たりて笛を吹く」で須磨が出てくることもしりませんでした。横山光輝さんが須磨出身だということはかろうじて知っていました。

はるさん様、いろいろとネタを提供してくださってありがとうございます!!これからも須磨に関することを学びながら、このブログの中でいろいろと紹介していければと思います。

よろしければまたいろいろと教えてください。
須貝様
関東出身の方がこのように須磨を紹介するHPを作ってくださっていて大変感激です。
ところで、紫式部の源氏物語の”須磨”の章は読まれたことありますか?源氏物語の中でも重要な章の一つですね。
後、神戸出身の横溝正史氏の”悪魔が来たりて笛を吹く”で
事件の重要な鍵をにぎる場所として須磨が出てきます。

あと、漫画を文学とは言えませんが、”鉄人28号”などの原作で
有名な横山光輝さんは生まれも育ちも須磨です。

書くネタに困ったときに是非どうぞ、、、。

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